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トップページ > WSハイブリッド工法 > WSハイブリッド工法に関する質問と回答
WSハイブリッド工法に関する質問と回答
WSハイブリッド工法について、過去に寄せられたご質問と回答です。
 
【質問】WSハイブリッド工法とはどういうものですか?

【回答】簡単にいうと、柱が鉄骨で柱以外は全て木です。
木造のメリットと鉄骨のメリットを融合させたものが、WSハイブリッド工法です。

 
【質問】WSハイブリッド工法のメリットを教えてください。

柱がT・L型なので、プランにもよりますが、柱型がほとんど出ません。
柱と梁で構造が成り立っているので、耐力壁が不要です。
極端にいえば、柱と梁以外は全てガラス張の家を建てることも可能です。
耐力壁が不要なので、ライフスタイルに合わせてのリフォームに対応しやすい工法です。

 
【質問】WSハイブリッド工法での設計が可能な建物規模はどのくらいですか?

建物高さ:13m以下
軒高さ:9m以下
階数:3階以下
スパン:6m以下
延床面積:500u以下  を対象としています。

 
【質問】合理的なグリッド・間口スパンを教えてください。

【回答】設計上 スパン6m×6m=36u のグリッドは可能ですが、24u以下、スパン4m以下が合理的です。
コストアップとなっても、坪あたりの構造材コストの大幅増加はないとは思われますが、プランによって変わりますので、事前にご相談ください。

 
【質問】柱は必ず鉄骨でないといけないのでしょうか?

【回答】基本、主フレームとなる柱は鉄骨になりますが、下屋のようなものや、セットバックした部分等は木造柱でも可能です。
また、最上階の一部では、梁上に木造柱を立てることも可能です。
しかし、プランによっては適用できない場合もありますので、事前にご相談ください。

 
【質問】なぜ鉄骨柱なのですか?なぜ耐力壁不要なのですか?

【回答】WSハイブリッド工法は両方向ラーメン構造です。
すなわち、柱以外に在来工法でいうところの筋違い(耐力壁)が不要な建物です。
木造柱で両方向ラーメン構造を行おうとすれば、本工法のようなT・L柱を木造で作る必要がありますが、現状では存在しません。
大断面の□型の木造柱を使用するしかありませんが、これだとせっかくの空間を無駄にします。
また、I型柱で両方向ラーメン構造とする場合は必ずX・Y方向に別々の柱を設ける必要があり、プランの自由性を阻害するうえ、合理的ではないと考えられます。
その他、構造的にも木造だと軸変形やめり込み等が起こりますが、それらの事に関して、鉄骨柱は木造柱より有利にできています。
よって、鉄骨柱を採用しています。

 
【質問】跳ね出しは可能ですか?

【回答】可能です。
跳ね出しについては、鉄骨柱に鉄骨梁を工場溶接したものを取り付けております。
運搬・建方の状況が影響するので現場毎で変わりますが、一般的な場合、最大1.5m程度までなら問題ありません。
先端の梁等は木造での施工になります。1.5mを超える場合はご相談ください。

 
【質問】認定工法ですか?

【回答】一般工法(混構造)で特許工法です。
詳しくは、ホームページの工法の資料をご覧ください。

 
【質問】接合部(ラグスクリュー)について教えてください。

【回答】接合部については、当社が加入する
『ラグスクリューボルト研究会』において、長年研究開発されてきた接合方法です。
平成23年11月25日に『財団法人 日本住宅・木材技術センター』より、木造住宅新工法性能証規定第4条第1項の規定に基づき、第8条第1項の認証の 要件に適合するものとして認証されました。
認証番号:新工法NSK5a1

 
【質問】柱脚の納まりを教えてください。
【回答】柱脚は原則固定として扱います。
これは階高や2階梁部材との剛性の大きさで、力の分配を合理的にする為です。
すなわち、柱脚の固定度を上げることによって、2階梁の応力を減少させ、部材断面を抑えます。
その場合、柱脚の納まりについては、鉄骨柱より150mm程度の柱型が出ます。
1FLの高さ設定にもよりますが、特に問題はないと考えます。
(※図1参照) クリックすると拡大します
  図1
 
【質問】柱型出寸法はどのくらいですか?
【回答】鉄骨柱をT・Lに組み立てて柱としているので、プラン・仕上げによって 柱型が一部出る場合があります。
突出寸法としては150mm前後、幅200mm前後です。
(※図2参照) クリックすると拡大します
  図2
 
【質問】基礎・隣地との関係について教えてください。
【回答】基礎は基本的にベタ基礎を採用しています。
1階部分に防湿の為、 土間コンクリートを打設する必要があることから、合理的に兼用できます。
地中梁については、鉄骨造の関係もあり、地中部分に埋め込むことになりますが、地業を入れても深さは750mm前後になり、壁芯から隣地側に出る地中梁は150mm前後になります。
一部柱型は250mm前後出ますが、隣地との掘削において概ね問題ありません。
もちろん、隣地建物の状況によって変わりますので、事前にご相談ください。
(※図1参照) クリックすると拡大します
(※図3参照) クリックすると拡大します
図3
 
【質問】地盤改良は必要ですか?

【回答】WSハイブリッド工法だから地盤改良が必要なのではなく、在来木造工法で地盤改良が必要な地盤なら、WSハイブリッド工法でも地盤改良が必要です。
逆に、在来木造工法で地盤改良の必要がない地盤なら、WSハイブリッド工法でも地盤改良の必要はほとんどありません。
柱が鉄骨であるだけで、その他は在来木造工法との重量差はありません。
在来に比べて、鉄骨柱やベタ基礎の耐圧盤・基礎梁が若干増加しますが、150〜200s/uの増加となり、その程度の増加で地盤改良の仕様が変わることはありません。
これが鉄骨造で床にデッキコンクリートを使用すれば、1フロアあたり250s/uの増加、3階建とすれば基礎も含めて全体で1000s/uは増加します。
となれば、地盤改良の仕様が変わる可能性があるということです。

 
【質問】床剛性について教えてください。

【回答】床剛性は構造用合板28mmにて確保していますが、吹き抜け等によって剛性が不足する場合は、火打ち梁等を使用しています。

 
【質問】建築確認申請について教えてください。

【回答】通常の建築確認申請を行います。
建築確認申請上の構造は『木造一部鉄骨造』で、1か月〜1か月半程度で確認済証の取得が可能です。
確認申請機関として、日本ERI株式会社・ビューロベリタスジャパン株式会社の2社に専属的に審査していただいています。
これらの審査機関にお願いすることにより、スムーズに審査が進み、審査期間の短縮が可能です。
他の審査機関への提出をご希望の場合は、事前にご相談ください。

また構造としては、木造一部鉄骨造として耐震設計ルート1の設計を行います。
ルート1の設計とは、通常の地震力の1.5倍以上の地震力で耐震設計を行います。
これは耐震等級3に相当する地震力になりますが、実質耐震等級3を確保するにはその他規定と適合する必要があるので、当社として現状では取得する予定はありません。
実際、取得するとなっても、お客様にとって経済性のメリットがあると思えないからです。
耐震等級2については、取得する方向で現在検討中です。

 
【質問】揺れませんか?

【回答】個人差はありますが、鉄骨造よりは揺れません。

 
【質問】登記上の構造はどうなりますか?

【回答】プランにより、鉄骨造になる場合や、木・鉄骨造になる場合があります。
建築地の管轄の法務局に事前にご相談ください。

 
【質問】防耐火構造について教えてください。

【回答】防火構造、準耐火構造・省令準耐火構造のいずれにも対応可能です。

 
【質問】フラット35取得は可能ですか?

【回答】可能です。
フラット35S 省エネ基準でのクリアも可能です。
詳細ディティール・事例もありますので、ご相談ください。

 
【質問】WSハイブリッド工法の金額はいくらくらいになりますか?

【回答】プランにもよりますが、木造と鉄骨造の間くらいと考えてください。
詳しくはコスト比較のページをご覧ください。

 
【質問】WSハイブリッド工法以外の構造計算をしてもらうことは可能ですか?

【回答】可能です。
その他、構造計算ソフトもホームページからダウンロードしていただけます。
必要な構造計算ソフト等があれば対応させていただきますので、ご相談ください。

 
【質問】依頼の範囲はどこまでですか?

【回答】まず、構造計算及び構造図面作成、建築確認代理申請(設計事務所は除く)、
部材供給は当社で行います。
その他、プラン作成・敷地調査・測量・登記・各種申請業務・躯体工事について、ご相談いただければお手伝いさせていただきます。
詳しくは、ホームページの代理店募集をご覧ください。

 
【質問】その他、建築確認申請以外の申請をしてもらうことは可能ですか?

【回答】可能です。
当社だけでなく、協力会社からの支援もさせていただきます。
まずはご相談ください。

 
【質問】入会希望の場合の手順を教えてください。

【回答】まず、ご入会いただくにあたってのご説明、及び質疑応答を行います。
続いて、御社のこれまでの功績がわかるような資料をご提出いただき、面談をさせていただきます。
その後、契約書の作成・加盟金等のご入金でご入会手続き完了となります。
ご入会資格については、ホームページの代理店募集をご覧ください。

 
【質問】工務店会員の『エリア制』について教えてください。

【回答】1区1市につき、1工務店会員様とさせていただきますが、営業エリアに関しては基本的には無制限です。
ひとつのエリアに工務店会員様が集中しないよう、このような制度を設けました。
また、設計事務所・お施主様等から当社に対して工務店紹介の依頼があった場合には、この『エリア制』を準用し、建築地エリア+周辺エリアの工務店会員様を優先的にご紹介させていただく予定です。
ただし、必ずご紹介できる物件があるとは限りませんのでご了承ください。
契約成立完了次第、対象エリアでの募集は締切とさせていただきますが、地域によっては追加募集を行う場合があります。
なお、設計事務所会員様についてのエリア制限はありません。

 
※記載の数字に関しては、プラン・条件等により変動が生じます。
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